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14-10.健康のためのテニスから証拠が -そんなの負けた言い訳だってば!- [脳と健康]

14-10.健康のためのテニスから証拠が -そんなの負けた言い訳だってば!-

1.今日の試合 -なんと90歳を越えてもできるなんて!-
 ダブルスの二人の年令を合わせて100歳以上の試合があり出場した。1回戦は不戦勝で2回戦でプロ(元)と約80歳になられる住職さんと対戦した。どちらも有名な方なのでよく存じ上げていた。それだけに1回戦を拝見してこれは難しいなと感じた。最大の敵はなんと自分のプライドにあった!

2.プライドを捨てると落ち着くのだが - それが言い訳だってば! 

 筆者も人の子、感情人間が意識の主体である。藤の花が真っ盛りなのに感動し、晴天になんとラッキーなことと喜ぶ。そしてアドレナリンの濃度が上がって行く。一方、自分を全体として見れば、基本は簡単な裏表理論に基づく二面性を持った二重人格者である。他の人たちも同様だ。違いは時間という背景にある。時間が長い分、人は体験し経験を積み、筋肉とその動かし方を学習し、小脳を鍛えて複雑な運動能力を身に付ける。この鍛え方が人によってそれぞれ異なり、テニスでもなんでも技術と呼ばれるものになる。そして意識を持ったこの感情人間が理性と呼ばれる判断をするのだ。
 しかしながら、ここで言う「意識を持った」という表現が間違っているのだ。正しくは、「意識を持たされた」感覚人間であり、感情を感じさせられる第2の人格の持ち主が自分なのである。問題は、この主張がどうやったら証明できるかという点にかかっている。つまり、第1の人格が陰にあって感情を操作し、第2の人格の意識を賦活し、運動をさせる仕組みを明らかにしなければならないのだ。ヒントは自律神経であり、交感神経や副交感神経などよく知られた神経学にある。これがプライドに直結するのだ。

3.「自分は感情または感覚人間である」は正しいか? -部分的に限定すれば!-
 これまで自律神経は心臓や肺など眠っていても働いている器官の制御が主と考えられて来た。感覚人間が主体で、その本体が中枢神経であり、その下に位置すると精神科や医学の先生は習ってきた。今でもそう教えている。これが裏表理論では脳の構造に基づいて、間脳と大脳皮質と脳梁こそ第1の人格の本体であって、自律神経系は行動をするための筋肉の制御のための心臓や肺などエンジン部を司っているとする。
 もともと、DNAのプログラムには行動様式の制御は組み込まれてなどいない。あるのは環境に応じて自己複製を始めとする、刺激に対応するための器官の形成に関する時間的制御の仕方と、それに多様な細胞を産生するという生合成分子マシンの維持の仕方である。そしてこのDNAを個体を超えて維持させることになるのが、神経細胞(ニューロン)であり、筋肉の制御に欠かせない小脳系とともに大脳皮質に何十億とネットワーク回路を形成して働かされているのだ。
 自分が主体であると間違って覚えたって構わない。他の誰からも、自分の頭の中で何を考えているのかは分からないのだ。自分自身にも分からないというのが新しい発見である。大概のプライドを持つ人々は、「そんな馬鹿な!」と先ず言う。文明社会が分業から成り立っていることが分からない筈は無いにも関わらず、頭の中が分業で制御の利いた行動をすることが分からないのだ!

4.意識の問題こそ最初に解かなければならなかった! -睡眠も、恋は盲目もだね!-
 
 テニスでプロのボールを受けて身体が固まったのである。予め、ボールに目を留めようと決心していた。つまり、打った直後も視線はラケットのどこで打ったか分かるように残すという意味だ。それがものの見事にひっくり返される。速い! 下が粘土質でイレギュラーバウンドする。スピンのためにそれが予測できない。さあ、ここでどう考えるのか?
 実は考えられないのだ! そんな馬鹿な! いや、誰が見ても、パートナーからもよく分かるし、ギャラリーからも丸見えだ。足が動いていないから頭も働いていないのだ! ここのところを説明するのは極めて難しい。目に入る刺激は見ているとは限らないというのが裏表理論からの帰結だ。それを復唱しよう。「目で見る」とは二つの人格のどちらかの要求で行われる動作である。無意識に目が動くならば、第1の人格が行っているし、意識的に動かすなら第2の人格の仕業だ。

5.つまり反射は第1の潜在人格が行う判断によるものだって!! -なーるほどね!-

 速いボールを目で追う。そして筋肉に指令を出す。このとき意識的に行うのでは遅れるのだ。プロの目からみると初心者の動きだから、いかようにでも調理できる。特に筋肉の動きは、腕の場合、足による構え、すなわちスタンスと腰のひねり、そして腕を鞭のようにしならせる複雑な制御によって抑えの効いたボールになる。そのどれひとつでも抜けるとミスやイージーボールになってしまう。
 プロはこれを一日8時間以上も繰り返し練習をして、小脳にネットワークを形成し、大脳皮質にも運動野に記憶を形成する。殆ど無意識に反応できるから、意識の主にはあまり負担がかからない。従って意識ある理性は戦略を考える余裕が生まれるのである。膝の反射など意識に到達する前に筋肉に指令が行く刺激に対応した反応形態があるが、その延長と考えることができる。

6.ではどうする? -反省の反対は参考にするって?!-

 どうすればよかったかというのが反省だ。終わってからなら考えられる。試合のように本番では考えられないことが多い。アドレナリンが出ている。何かに気を取られている。見られている。失敗するのは恥しい!殆どの場合、これだ。試合慣れしていない場合や不慣れなコートでは不安がつきまとう。意識に上れば分かるが、潜在人格が思っていることは大概、意識のプライドが抑え込む。だから、開き直ることが先ず第一案だ。
 これにはパートナーの了解が必要だ。パートナーにも同じようにプライドがあるからだ。四つの人格が協力すればベストだ。それにしても、ここまで敵わなかった悔しさが理論的考察に拍車を掛けるとは!(続く)
(キーワード 意識 潜在人格 反射的制御)
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